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もうすぐ梅雨。気温が高く、じめじめしたこの季節の雨は、ライダーにとって本当に辛い。カッパなぞ着ようものなら、熱気がウェアの中に閉じ込められ、全身は汗でびっしょり、それこそサウナスーツを着たような状態になってしまう。 春のツーリングでは、昼間の汗が夕方になると冷えて体温を奪われ疲れてしまう「汗冷え」という現象が発生する。これを解決するインナーウェアとして、ファイントラックの「ドライレイヤー」を紹介したが、これが梅雨対策にも使える。素肌から汗を吸い上げ、外側へと排出するのと同時に、再び汗が肌に戻るのを防ぐ撥水性もあるからだ。 連載第1回で紹介した「フラッドラッシュ スキンメッシュ」は、スポーツ一般に使えるオールラウンドモデル。もちろん、このスキンメッシュも有効なのだが、ファイントラックにはそのパワーアップバージョンがある! 透け透けの「フラッドラッシュ パワーメッシュ」は、より多く汗をかく、アスリート向けのドライレイヤー。汗はメッシュ状の素材を瞬時に通り抜ける。肌から汗を容赦なく引き剥がし、外側へ排出してゆくのだ。 この「パワーメッシュ」と、排出された汗を吸収する「ベースレイヤー」をカッパの下に着こむとどうなるか。暑くて汗をかくのは仕方ないところだが、その汗がどんどん肌表面から逃げてゆくので、ベタつき感が激減する。カッパに透湿性能が備わっていれば、快適さがさらにアップ。流れる汗が身体にへばりつくあの不快さとは、もう、おさらばだ。
「パワーメッシュ」にはグローブもある。山で手肌をドライに保つアイテムなのだが、実はコレ、梅雨時にオススメなのだ。どんなに優秀な防水透湿グローブをしていても、脱着時に濡れた手をそのまま突っ込んでしまうと、中はぐっしょりと濡れ、蒸れてしまう。指先のぐちゃっとした感触はライダーなら誰でも体験しているはずだ。そこで! パワーメッシュのグローブをインナーグローブとして装着すると・・・。手肌の雨や汗はメッシュの向こう側へ移動するので、濡れた感じがどこかへ行ってしまう。実際には、多少蒸れ感は残るが、走行中の不快感は驚くほど緩和される。雨水の侵入が避けられない季節に、このインナーグローブ。指先のさらっとした感触、一度味わったら病みつきだ。